大分県の「八坂神社」で7月中旬に行われる「臼杵祇園まつり」。
大分県の「無形民俗文化財」に指定されていて、地元では「祇園様」と呼ばれ、
大分県民の宝であるお祭りです。
この「臼杵祇園まつり」で、死亡事故発生しました。
12日午後8時20分ごろ、山車(やま)を誘導していた同市臼杵の介護士、
河村辰彦さん(54)が、山車にひかれ、
河村さんは心肺停止状態で病院に運ばれたが、
出血性ショックで死亡しました。
河村辰彦さんは、どの様な状況で死に至ったのでしょうか!!!
河村辰彦さん「臼杵祇園まつり」死亡事故概要
12日午後8時20分ごろ、大分県臼杵市で催された「臼杵祇園まつり」で山車(やま)を誘導していた同市臼杵の介護士、河村辰彦さん(54)が、山車にひかれた。
県警臼杵津久見署によると、河村さんは心肺停止状態で病院に運ばれたが、
出血性ショックで死亡した。
臼杵市消防本部や、まつりの実行委員会によると、河村さんは山車のグループを統括する「宰領(さいりょう)」で、山車の前を歩いて方向を指示して先導していた。
午後8時20分ごろ、2台の山車が速度を上げてすれ違う「辻出会い」があり、
その際に転倒し、ひかれた可能性があるという。
実行委などによると、山車は高さ約5メートル、幅約2メートル、長さ約8メートル。
木製の車輪で走る。山車の上に男衆が十数人乗り、重さは数トンあるという。
臼杵祇園まつりは、360年以上続く県の指定無形民俗文化財。
この日は午後6時から開かれていた。
山車のグループを統括する「宰領(さいりょう)」であった河村辰彦さん!
この山車のグループを監督し、メンバーをひっぱり、このお祭りにかける熱い思いや
愛情、人望が伝わってきます!
河村辰彦さん「臼杵祇園まつり」死亡事故現場
〇大分県臼杵市「八坂神社」です。
素敵な神社ですね!行ってみたいです!
神様のすぐ近くでこのような悲しい事故!
残念でなりません。
河村辰彦さん死亡要因となった「臼杵祇園まつり」の「辻出会い」とは!!
「臼杵祇園まつり」の「辻出会い」は、2台の山車が速度を上げてすれ違う、
最も迫力があり、盛り上がる場面、最大の魅せ場です!
この「辻出会い」の走り込みの場面で、河村辰彦さんは、山車にひかれました。
動画でみての通り、かなり迫力があり、この祭りの醍醐味なのがつたわります!
山車は、長さ約7.7メートル、幅約2.4メートル、高さ約4.7メートル。
40人程の引手がひっぱり、16人の若衆といわれる乗り手を含めた重さは、
約4トンあるといわれます。
「辻出会い」最中、河村辰彦さんは山車の5メートル先で先導役を務めていました。
スピードが出た重さ4トンの山車に引かれた河村辰彦さんの体は、相当の衝撃だったと
思います。
河村辰彦さん「臼杵祇園まつり」死亡事故まとめ
河村辰彦さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
全国的にみても、命がけの祭りは少なくありません。
祭りは地域の皆さんが大切に守り続けてきた文化でもあり、そこに集う人たちは、
その熱に魅了されます!季節の風物詩でもあります!
「臼杵祇園まつり」関わる方々は、高い危険意識を持ちながら、これからもこの祭りを
盛り上げていって欲しいと願います!