現代!中高年のひきこもりが、増加しています!!
中心は、なんと40代です。
ひきこもり100万人時代をむかえています。
問題の根底にあるものは、いったいなんでしょうか?
この問題に、私達は目をそむけてはいけません!
ひきこもり100万人時代ストレス社会、日本
私達日本人は、とても生真面目な民族です。
それは、良いことですが、息苦しくなる可能性も潜めています。
会社員、OLの多くは、毎朝満員電車に揺られ出勤。
向かう先の会社に、夢はあるのでしょうか?
やりがい、生きがいはあるのでしょうか?
自分を認めてくれる人は、いるのでしょうか?
数字や時間に追われていないでしょうか?
自分の力を発揮しているでしょうか?
生活のためだけに働いていたら、人はなにかの拍子に人と接触して生きていくことに
疲れ、あきらめてしまうかもしれません。
ひきこもり100万人時代の中心は、団塊ジュニア世代
中高年のひきこもりの4分の1は、40才~44才の「団塊ジュニア世代」です。
彼らは、「就職氷河期」の2000年前後に大学を卒業し、
就活の失敗からひきこもりになった人が多いのが特徴です。
40代からのひきこもりは、自治体の援助が受けられず、
親が高齢のため、親が死去したり、要介護状態になったりした時に、
共倒れになってしまいます。
内閣府の調査によると、、、、、
40才~64才のひきこもり推計数は、部屋から出られない人から、
用事の時だけ外出できる人までを含めた「広義のひきこもり」で、
推計61万3000人にのぼります。
2015年度にほぼ同じ条件で出した15才~39才の推計は、
54万1000人で、合わせて100万人を越える計算です。
中高年の当事者のうち、25,5%が大学卒業と就職が重なる20代前半に
初めてひきこもりになっています。
すでに、今、50代のひきこもり当事者と、80代の親の苦境は
「8050問題」として、社会的に注目されています。
子供が、親の年金や収入に頼って暮らしていると、いずれ家計は行き詰まります。
ひきこもり100万人時代「8050問題」とは?
ズバリ!お金の問題です。
神奈川県などで、2018年以降、親の死後、遺体を放置したとして、
同居する40代~60代の無職の子供が逮捕される事件が、相次ぎました。
「親の年金がなくなる」という危機感が、招いた事件です。
事件の当事者は、対人恐怖や精神疾患などを抱えて、誰にも相談できず、
結果的に遺体を放置してしまった可能性がうかがえます。
継続的にサポートを受けられる、ひきこもり相談所の料金も、1時間半ごとに、
9800円かかります。
「8050問題」は、親の年齢80才、子供の年齢50才からつけられましたが、
これは、深刻な「お金の問題」を、意味します!
ひきこもりひきこもり100万人時代、ひきこもりをつくらない社会の実現に向かって!!
そもそも人間の問題行動の原因は、どこにあるのでしょうか??
私は、すべての問題行動の根源は、愛情不足にあるように思います。
人は、認められたい、愛されたい生き物です。
そこが土台となって、自分の力で人生を切り開いていくのだと思います。
人は生まれてから、ある程度の年齢に達するまで、親のもとで
心も体も育てられていきます。
愛情という大きな器の中で、様々のことを学んでいきます。
〇挨拶
〇マナー
〇家庭以外でも大切な社会のルール
〇お金のこと
〇健康について
〇頑張ることの意味や価値
〇人や動物を大切にする心
〇自分を大切にする心
〇人生の目的
〇ビジョン
〇言葉ずかい
などなど。。。
親は、時に厳しく、時に見守りながら、時に真剣勝負で向き合い、
子供を育てていきます。
それは、人生の厳しさも教えるということです。
大学に行くのは、何のためなのでしょうか?
目的は、なんのために?
そんなことを深く、子供から聞いてから、
進学のOKを出してもよいのではないでしょうか?
単なる、過保護になっていないでしょうか?
人生うまくいかないことは、たくさんあります。
むしろ、うまくいかないことが多いものです。
ですが、それは「今、成長できている時なんだ」と、意味付けできれば、
良い経験として、自分に残ります。
今の現代人は、困難から簡単に逃げすぎです。
原因は、親が子供から逃げてきたからだと、強く感じます!!